お弟子さんの地鎮祭
- 2015年06月01日
- 日記
皆様お疲れさまでございます
6月に入りましたね
今年も半年たちました
本当早いですね
さて、昨日はうちのお弟子さんの地鎮祭がありました
自分の手で自分の家を建てるなんてことは大工としても、師匠の棟梁としても感慨深いと思います
本当にめでたいことです
弟子にはいり、約12年。
あんなに厳しい棟梁の元でよく頑張っていると思います
大工になりたい!!っていう気持ちが何よりも強くないと棟梁の元ではなかなか続かないんじゃないでしょうか
たぶんほかの大工の棟梁より、とっても厳しいけど、大変だと思うけど、最高の師匠の元で学べてると思います。
正直娘の私からしたら、お弟子さんは尊敬の意に値しますけどね(。-`ω-)
あたしだったら一か月も持たないし、生半可な気持ちで弟子になりたいと思う子にはついていくことはできないんじゃないかなぁと思います
お弟子さんだからついていjけてるんじゃないかな、とも思えてきます(^^ゞ
だけど、日本の伝統的な文化を代々伝えていくには棟梁のような知識をもった師匠の元で学ぶのが一番だと思います。
古式の上棟式もそうだし、ただ家を建てるだけではなく、木の性質を熟知したうえでの施工、何かトラブルがあったときの即座の対応力
そして、どこの現場よりもきれいな現場造り
その棟梁の意思をお弟子さんが継いでいく
これから先、建築業界がどうなっていくかわかりません
その時代に合ったやり方も必要かもしれません
いずれ機械に任せた施工になっていくかもしれません
墨付けが出来る大工さんも少なくなったと思います
でも、日本ならでは人の手による緻密な技術はずっと継がれていくといいなと思います。
それでは、これにて失礼いたします