お弟子さん
- 2014年01月14日
- 日記
皆様、お疲れ様です。
ちょっとうちのお弟子さんについてお話ししたいと思います。
棟梁の二番弟子(K君)になる子なんですが、大工になりたくて、高校を卒業して、うちに弟子入りいたしました。
当時、2人ほど、面接に来たのですが、1人はやんちゃ気な子で、棟梁は、その子に決めるつもりだったらしいのです。
K君はひょろっとしていて、髪も長く、棟梁のタイプ?ではなかったのですが、後日、K君はどうしても大工になりたい!とアツイ思いを書いた手紙を送ったそうです。
その言葉が人情にアツイ棟梁の心を打ち、K君を弟子入りさせました。
K君は本当にいい子で、10歩でも、100歩でも下がり、いまどき珍しいかっちかっちの師弟関係です。
娘のあたしより、棟梁の事をわかって忠実です。
そんなK君も10年たち、体つきは、がっちりし、守るべき家族もでき、より一層頑張っているようです。
あたしだったら棟梁の弟子とか3日も持たない(笑)
そう思ってるからこそ、K君のすごさはわかります。
湯村工匠はいずれK君が引っ張っていく会社です。
大変だろうけど、大工の棟梁になりたい!という夢、叶えてほしいです。
それでは皆様、残り少しですが、頑張っていきましょう。